shucreamBlog

5億円欲しい。唐揚げ美味しい。

カジュアルに合同会社を設立してみた話 [準備編]

はじめに

今年(2016年)は閏年なんですね。4年に一度の貴重な 2月29日 があるわけです。
なので、その貴重な日を設立日(登記日)とした会社を作るぞ!!という意味不明なモチベーションで合同会社を作ってみました!!

備忘録的な感じで、一連の流れを書いていきます。
なお、この記事は "準備編" として、法務局へ行く一歩手前までの段階を解説します。次の記事で実際に法務局へいくところからを書く予定です!
(今回は合同会社を設立しました。株式会社じゃないよ。)

おおまかな流れ

  • 人員を集め、代表者を決める
  • 社名を決める
  • オフィスを契約する
  • 必要なモノを揃える
  • 必要な書類を揃える


1つずつ解説していきます。

f:id:shucream0117:20160301223005j:plain

人員を集める

もちろん自分一人でも問題無いですし大勢いても良いのですが、必要十分な人数で始めるのがベストですね。
私の場合は、幸いなことにここ2年ぐらい趣味で開発を行っている友人が居て、今回の会社設立も彼とのそういう流れでした。
『圧倒的成長!!!!!』というよりは今までの延長線上で "法人化してみるかー" ぐらいのノリなので、今のところ社員は私と彼の二名です。
社員(出資者)の数と会社の意思決定は密接に関係してくるので、慎重に!!

なお、合同会社は2名以上が代表社員になれます。が、今回書類作成を依頼した業者さん(後述)のシステムでは代表は1名しか選出できませんでした。
なのであみだクジで代表を決めました。代表は僕になりました。

社名を決める

強いて言うなら、他の会社と被らないこと・商標などに気をつけるというぐらいでしょうか。
まぁなんでも良いと思います。領収書を貰う時に口頭で伝えて恥ずかしくない社名がいいでしょうね。
ちなみに今回設立した会社は、 『東京ピザ倶楽部合同会社』 です。
恥ずかしいですね /////

社名の由来は、確か1年ぐらい前に サークル名ジェネレータ で『ピザ』という単語を指定して色々試しているうちに出来たような気がします。

オフィスを契約する

いくつか方法はあると思いますが、

  • 創業者の誰かの自宅
  • 普通にオフィスを借りる
  • シェアオフィス
  • バーチャルオフィス

という感じでしょうか。
それぞれのメリットやデメリットについてはググッてね!!
でも特に自宅に関しては引越などもあるし、凸されたら怖いし、そもそも契約上事務所利用不可のところが多いと思いますのでオススメはしません。
あとは予算や用途に応じて選べば良いと思います。
登記する地域によって受けられる助成金や制度的なメリットも変わってくると思うので、その辺を狙う方は予め考慮しておくべきだと思います。
会社設立前に会社名義でオフィスを契約することは出来ないので、大抵は一旦代表者名で仮契約みたいな感じにしておいて、登記簿が出来たらそれを提出して本契約 のように柔軟に対応してくれます。
なお、登記時には、その住所・物件を証明するもの(賃貸契約書など)は不要でした。

必要なモノを揃える

登記には小難しい書類をいくつか揃える必要があるのですが、まずはそれらの書類を作るために必要な物がいくつかありますので予め揃えておきます。

◆ 会社の印鑑
代表印(局に登録するやつ)・銀行印・角印(多分いちばんカジュアルに使うやつ) が必要です。
楽天の適当なショップ で4500円ぐらいで買いました。朱肉も買おうね。

◆ 資本金口座
資本金は、代表者名義の口座に各出資者が振り込みます。
新たな口座を開設する必要は無く、普段使っている銀行口座で大丈夫です。
今回は、全く使っていないみずほ銀行の口座があったのでそれを使いました。

◆ 代表者の実印 + 印鑑証明書
業務執行社員はシャチハタ可ですが、代表社員は実印が必要です。

◆ CD-R
電子定款の場合は、署名済みの定款のデータをCD-Rに書き込んで提出をするために必要です。100均でいいと思います。
定款作成代行業者がCD-Rに焼いて郵送してくれたりもするので、そういった場合は不要です。

◆ メールアドレス
登記前の準備でメールアドレスが必要になります。代表者個人のメールアドレスでも良いのですが、個人のメールと混ざってわかりづらくなるので適当にGmailとかで用意しておきましょう。

必要な書類を揃える

f:id:shucream0117:20160301223005j:plain

登記に必要な書類(定款など)を揃える必要があります。
今回は ひとりでできるもん という業者に依頼をして定款とその他書類の作成を代行してもらいました。
キャンペーン中だったので、システム利用料+定款作成料で5000円+税だったかな。安いですね。
フォームに代表者や業務執行社員の名前を入れたり、その他諸々ガイドに沿って入力していくと定款や必要な書類が出来上がります。
それをPDFファイルでダウンロード出来るので、自分で印刷してから自署と印鑑が必要な箇所をひたすら埋めていきます。

◆ 署名&印鑑押し
先述の通り、書類に署名と捺印をしていきます。
会社の印鑑と代表者の印鑑(実印)、業務執行社員の印鑑が必要です。

◆ 資本金振り込み
定款作成時点で出資金が決まっているはずなので、その金額を予め用意しておいた口座に振り込みます。
なお、振込日は定款作成日以降(同日可)である必要があります。
代表者自身も、一度ATMで出金してから出資金分の額を入れなおして、通帳に "出資金を入金した" という痕跡を明示的に残す必要があります。
残高が何億円あっても、この作業は必要になります。
その後、通帳のコピーを取り、代行業者から送られてきた資本金関係の書類とまとめておきます。

ちなみに、資本金の額は1円から可能ですが、極端に少額である場合銀行口座が作りにくくなることもあるようです。
東京ピザ倶楽部の資本金は30万円にしました。

◆ 6万円分の印紙
書類を提出する前に印紙を貼る必要があります。これは登記の際に法務局に行けば売ってるので、その時買えばいいです。
6万円の価値がある切手みたいなものを見て不思議な気持ちになりました。

一旦終わり

ひとまずここまでで、会社を作る準備が整いました。
この後は法務局へ行って書類を提出したり税務署へ出向いたりする必要があるのですが、それについては後編で書こうと思います。

最後に、ここまでの支出をまとめておきます。細かい数字は丸めてます。

  • 会社の印鑑 ¥4,500
  • 書類作成代行+電子定款 ¥5,500
  • 印紙 ¥60,000
  • オフィス契約料 ¥33,000
  • 雑費(CD-R, 印刷代、朱肉代等) 数百円

10万円ちょっとですね。
詳しいことはまだあまりわかってないのですが、こういった設立に掛かる費用は創立費として、5年間の均等償却または任意のタイミングで経費に計上できるようです。
実は経営学部卒なのですが、インターネットばかりしていたので経営に関する知識が一切なくて困っています。
これから実際に会社をやっていく中で勉強していこうと思います?

感想

もう少し面倒なのかなと思っていましたが、代行業者のお陰で登記書類を揃えることはそこまで難しくありませんでした。
でも書類に押印を繰り返しているうちに、21世紀にもなって何故 "印鑑" なんか使ってるんだ...と残念な気持ちになりました。
法人登記に限った話ではないですが、紙にハンコ押して局員に手渡しなんていうのは早く無くなってほしいですね?


続く