shucreamBlog

5億円欲しい。唐揚げ美味しい。

suhrのギターを海外のディーラーにオーダーした話

はじめに

suhrのギターを海外のディーラー経由でオーダーし、先日無事に手元に届いたので、一連の流れをまとめておきます。
『チャレンジしたいけどよくわからない』という方も多いと思うので、参考になれば幸いです。
まず前提としてメリット・デメリットをおさらいした後、注文から受け取りまでの流れを説明します。

メリットとデメリット

メリット

  • (大抵の場合) 国内で買う(オーダーする)よりも安く済む

デメリット

  • ディーラーと英語でのやりとりが必須
  • 万が一のトラブルの際になんか不安

凄くざっくりですが、これに尽きると思います。お金を出すことを厭わないのであればオカダインターナショナルを経由して買うほうが余計な心配はありません。
一般的に一番の懸念は英語でのコミュニケーションかもしれませんが、僕は幸い問題なかったので良かったです。
難しい単語でもググれば一発でわかる世の中ですし、基本的な文章さえ組み立てられれば問題ないと思います。それでもどうしても不安なら国内で買うか諦めるしかないでしょう。
なお、厳密な値段はわかりませんが国内で買うと大体1.5倍ぐらいの値段になるような気がします。

大まかな流れ

  • 欲しいギターの仕様を決める
  • 依頼するディーラーを決める
  • ディーラーにオーダーをする
  • 完成を待つ
  • 国際便で受け取る

1つずつ解説していきます!

欲しいギターの仕様を決める

(当たり前ですが)まず、自分が欲しいギターがどんなものかを明確にします。
Suhr Just Shipped Gallery や、Suhr (Archive) - all - Rocket Music を見ると参考になると思います。
また、 ここ で紹介されている Matt's Music Suhr Generator Index で、ギターの仕様を決めてそれをグラフィカルに確認することが出来ます。便利。

個人的な意見ですが、見た目に関する部分はともかく、ネックのシェイプやフレットの太さやピックアップのサウンドなどは実際に実物を触って確認するほうが良いです。
近くにsuhrを扱っている楽器店が無い場合は難しいかもしれませんが...友人のsuhrギターを触らせてもらうなど手段は問いませんので、プレイヤビリティに関わる部分を未確認のままオーダーするのはなるべく控えるべきだと思っています。

依頼するディーラーを決める

さて、前段で欲しいギターがイメージ出来たところで今度はディーラーへオーダーをします。
既に何度も "ディーラー" という言葉が登場していますが、このディーラーというのは注文者(俺ら)とsuhrの工場の仲介をしてくれる業者です。簡単に言うと "楽器屋さん" だと思えばOKです。
つまり、ディーラーに『こういうギターがほしい!』というと、その通りにsuhrにオーダーしてくれます。
注文者が直接suhrとやり取りすることは無く、全てこの"ディーラー"を間に挟んでの手続きとなります。

さて、このディーラーですが1つではありません。
前項目でリンクを張った『RocketMusic』や『Matt'sMusic』も数あるディーラーのうちの1つです。
そこまで大きく差は無いですが、同じ仕様のギターをオーダーしてもディーラーによって多少見積額が違います。
これはディーラーが設定しているマージン比率によるものです。 したがって、なるべく安い値段でオーダーを受けてくれるディーラーを探すのが良いのですが、熱心に相見積を取るのも面倒ですので割と有名(らしい)な RocketMusic にしました。

一応、選定の根拠となるものを置いておきます。

  • ネット上調べるとRocketMusicでオーダーしている人が結構居る
  • Webサイトから充分な実績が感じ取れる
  • 3年連続で優良ディーラーとしてSuhrから表彰されている(らしい)
  • 試しに自動見積りでMatt'sと比較したらRocketの方が安かった

こんな感じです。

ディーラーにオーダーをする

さて、いよいよオーダーします。
RocketMusicには オーダーフォーム があるので、好きなように組み合わせて submit すればOKです。
ちなみに、送信したからといってそのままいきなりギターが作り始められるなんてことはありませんので悩んでいるところも一旦仮で決めて送信して大丈夫です。
3日以内ぐらいにディーラーからメールが来て、『オーダーありがとう!こんな仕様で間違いないかい?』っていう感じで仮のオーダーシートを送ってきてくれますので、変更したい箇所やよくわからない箇所について質問したり相談にのってもらったりします。

僕の場合は、黒ストラトにべっ甲PGで白PUだったのですが、ディーラーから『白よりクリームのほうが良くない?』とか『キミ、PUをV60で指定してるけど、V60LPの方がいいぜ。V60はあんまりオススメしない!』とか、結構色々言ってくれました。
勿論全部言われたとおりにする必要は無いのですが、僕は結局PUの色はそのままに、V60→V60LPへ変更してもらいました。
他にも、不安な箇所は色々あったので聞いてもらって、仕様確定させるまでで10通以上はメールのやりとりしたような気がします。

さて、仕様が決まったら "最終版仕様書" が送られてきますので入念にチェックします。そりゃもう何十回もチェックして、問題がなければお金を払います。
RocketMusicでは、オーダーした時点で40%、完成した時点で残りの60%と送料を払う という感じでした。
支払い方法はクレカ・Paypalです。僕は最初の40%を払う時点でPaypalが使えなかった(10万円上限を解除していなかった)ので、直接クレカで支払いを行いました。

支払いが完了して暫く(1週間ぐらい?) すると、『suhrに正式に注文したぜ!』というお知らせがディーラーから届きます。
この時点で、suhrから発行されたオーダーシートがPDFで送られてくるので、またまた入念にチェックします。
またこの時点で、suhrから "BuildDate" という日程が提示されます。これの意味を聞いたところ、『suhr工場が制作を開始したいと思ってる日』みたいな感じでした。ちょっと曖昧な表現なのは、まぁズレ込むこともあるよってことですね。

僕の場合、

  • 2015年10月下旬にディーラーへオーダー
  • 11月上旬にsuhrへオーダー完了
  • 2016年2月1日から製作開始予定!!

ということで、「思ってたより早いじゃん」って感じでした。
そしてディーラーからは『大体1ヶ月ちょいで制作終わるから、2016年3月中には送れるぜ!』というメッセージ。後は楽しみに待つだけです。

完成を待つ

特に問題が生じない限り、完成までディーラーからの連絡はありません。
途中で、「そういえば...」って感じで不安になった仕様について確認したり、あとはセッティングの際に09-46の弦で頼む🙏 とか、そういったメールを何度かしました。

あとはとにかく待つのですが、3月中旬になっても連絡が無いので「進捗どう?」みたいな連絡をしたら、
『今塗装だ!!もう終わる。今月中の発送は約束できそうだ!』という返事。そっかそっかってことで待って4月2日にディーラーから再度連絡があり『suhr工場から出荷準備出来たっぽいぞ!』とのこと。
このタイミングで残りの60%の代金と送料を支払い、ギターが一度ディーラーの元に届くのでその連絡を待つ。
しかし4月半ばになっても連絡が来ないのでディーラーに問い合わせると、『まだsuhr工場から出荷されてないっぽいわ。確認する。』とのこと。
お、おう... 結局、suhr工場から出荷が滞っていたのは、 "連日雨続きだったせいでハードケースを乾燥させる必要があったから" とのこと。
湿気の多いケースに入れて発送しないぞ!ということですね。

そこからまた謎遅延があり、再度ディーラーに問い合わせると『すまん!なんか遅れてる!追加料金要らないから速達(DHL3DaysShipping)で送る!すまん!』という返信が。
まぁどうしても初の個人輸入なので不安になってしまいましたが、しっかり返事をくれるのでありがたいです。当たり前だけど。

国際便で受け取る

本来であれば米国からUPSで発送され日本に到着してからは郵便局に引き継がれて家まで配達されるようですが、僕の場合は先述の事情によりDHLでした。
ググると 「DHLは雑」みたいなことが書かれていますが、僕の場合は特に不満はありませんでした。
昼ころに電話が掛かってきて『今から届けるけどご在宅です?』的なことを聞かれ、承諾して30分後ぐらいに届きました。
ということで 4/27に無事受け取り完了しました。

なお、受け取りの際に宅配業者へ関税の支払いをします。中学校の社会科で習ったよね。関税。
今回は関税は10580円でした。

結局どんなギターオーダーしたん?

  • Suhr Classic(1vol-1toneでサイドジャックなのでstandardっぽさ強いけど)
  • ピックアップ: f:V60LP m:V60LP b:DSH+(コイルタップ可)
  • ボディ: SwampAsh 2p
  • ネック: RoastedMaple
  • その他: アバロンインレイ

ざっくりこんな。オーダーシートも上げておきますね。 f:id:shucream0117:20160430010413p:plain f:id:shucream0117:20160430010427p:plain

結局いくら掛かったん?

本体: $2,885.40
送料: $120
関税: 10540円

$3,005 + 10540円なので、$1=110円で計算すると 340550円 ですね。
円高であるほど嬉しいわけですが、欲しいものは欲しい時に買うのが一番だと思います。

ポイント

オーダー時に、セッティングを 09-46弦でレギュラーチューニングで依頼しました。
(確かデフォルトだと09-46ではない。)

suhrは出荷時点でPLEKでカッチリ調整されてくるので、最初からなるべく普段使うのと同じゲージでセッティングしてもらうほうが良いです。

おまけ

オカダインターナショナルはぼったくりか?

結論

そんなことはないと思う。

考察

よく、『オカダを通すだけで値段が1.n倍になる!!ぼったくりだ!!』と叫ぶキッズ達が居ますが、いやまぁ気持ちはわかるけど...
海外で10万円相当のものを日本に輸入して10万円で売ってくれというのは無理な話です。
"代理店" というのはその名の通り "代理" であって、そこに労働力も含めた様々なコストが掛かっている以上、原価にある程度上乗せされるのは仕方ないことですね。

でもその面倒なところを自力でやるから安く済ませたいっていうのが今回の話でした!





なんか最後キッズたちへの説教みたいな感じで終わるの嫌すぎるな...(・o・)

suhrとてもよいギターです。一生モノだと思っています。是非皆さんもトライしてみてください!