shucreamBlog

5億円欲しい。唐揚げ美味しい。

『ネット風俗嬢』読んだ。(読書感想文)

『ネット風俗嬢』(中山美里 著) を読んだので、サクッと感想を書きます。

そもそも

どうしてこの本を手に取ろうかと思ったかというと、

atgroup.jp

こちらの記事を見て気になったのがキッカケでした。

概要

筆者の方は女性の性産業ライターの方です。

この本の中で言う “ネット風俗嬢” とは、要するにアダルトライブチャットの嬢のことを指します。

本の前半は、 “アダルトライブチャット” とは何か ということについて、歴史・仕組み・業界 について解説されています。

インターネットに明るい方であれば、聞き慣れた社名もよく出てくるので割と読みやすいかと思います。

続いて後半には、ライブチャットで稼ぐ女性(チャットレディ)やチャットレディ事務所の運営者によるインタビューが掲載されています。

特徴

アダルトライブチャットはその特性上、基本的には男性と物理的に接触することなく性的なコンテンツを提供することで高額な収入を得ることが出来ます。(但し、本番行為の様子を配信する場合等は別ですが)

つまり、AV・風俗・デリヘル等よりも比較的ローリスクに感じられます。 また、キャバクラのようにお酒を飲む必要も無いため、お酒が苦手な女性でも働けます。

アダルトライブチャットでトップクラスに稼ぐ女性は、月収100〜160万円程度になることもあるようです。

稼げる人・稼げない人

どんなに可愛くても稼げない人も居れば、見た目はそこそこだけれども圧倒的に稼ぐ人も居るそうです。

男性からすると、「女は脱げばすぐに大金を稼げていいよな」 ということを性産業従事者の女性に対して思いがちですが、その認識は間違っているように思えます。

例えば、 “稼げない人” になると、全裸でオナニーをしても数千円ということもあるといいます。

先述のように “稼げる人” もいるわけでその差は歴然なのですが、その差を生んでいるものは容姿では無いようです。

マスクやカメラアングルで工夫して顔があまり映らないようにしている人も居るようで、それでも稼ぐ人は稼ぐといいます。

詳細は本を読んでいただきたいのですが、つまるところ “コミュニケーション能力” が問われるようです。

いかに、エロに入る前の普通のコミュニケーションで視聴者の心をつかむかによって滞在時間も大きく変わり、視聴者の滞在時間が収入に直結するチャットレディとしてそこは欠かせないわけです。

常に新鮮な話題を提供したり、画面・チャット越しの視聴者が求めていることを理解して行動する能力が求められます。

ライブなので台本も無いわけですから、アドリブオンリーの世界で安定して視聴者を確保するのは非常に高度な技術が必要になります。

つまり、誰でも脱げばラクに稼げると思ったら大間違いなのです。

性産業のこれから

ここからは完全に個人の考察です。

アダルトライブチャットはそもそもはダイヤルQ2がルーツにあってその歴史はそこそこに長いですが、 今後の性産業どのように変わっていくかを考えるにあたって、VRが台頭してきた近年においてはその未来はとても明るいと考えられると思います。

今でも遠距離恋愛するカップル向けのリモートセックスの装置が開発されたりしていますが、アダルトライブチャットに応用した時にとても相性が良いのではないでしょうか。

そうなると、未来の性産業のうち体験型のもののメインストリームはアダルトライブチャットとなる可能性も充分に秘めていると思います。(もちろん、今とは在り方が変わりますが)

前段でも触れた通り、チャットレディの仕事は客の男性と物理的な接触がないためにローリスクであると認識されがちですが、それは大きな間違いです。

そのリスクについても本書の中で多少触れられているので、これからチャットレディをやってみようと思っている人は読んでみると良いんじゃないかと思います。

おわり

僕は昔から殆ど本を読まなくて、その理由は極端に面倒くさがりだったからなのですが、流石にこのまま大人になったら良くないなと思って今年(2017年)以降は積極的に読書をしようと思っております。

少なくとも月に1回は本を読んで簡単に読書感想文ブログを更新していこうと思います。