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5億円欲しい。唐揚げ美味しい。

『人生の勝算(前田裕二 著)』読んだ。

前田裕二さん(@UGMD)の『人生の勝算』を読みました。

(ネタバレは含みませんのでご安心下さい🙏)


“コミュニティ” というものについての見解や、現代のエンタメ、クリエーターやパフォーマーの立ち位置について非常に参考になりました。

衝撃の新事実!みたいな目新しい事が書かれているわけではありませんが、今まで自分が感覚的に捉えていたものが明文化されて書かれているという点で、とても良かったです。

僕は新卒でニコ動の会社に入り、その後(今も)ツイキャスの会社で働いていて、自分の会社でもコミュニティ性のあるサービスのローンチを控えていて… という状況なのでインターネット上のコミュニティについて考えることはよくあるのですが、なかなか一筋縄ではいかないのが実情です。

濃いコミュニティを守ることは既存ユーザにとって正義でも、例えばビジネス的な側面から見るとアウトだったりする場面もあるわけですし。

コミュニティにおける “共通言語” や “コンテクストの共有” はコミュニティ内部ではプラスに働く反面で、新規のユーザにとっては理解しがたいものであったり最悪の場合は嫌悪の対象になる、つまり離脱の要因になるケースがあるということになります。

もちろん事業のフェーズやKPIにもよりますが、基本的にはユーザ数を増やすことが正義とされる世界なので、コミュニティが濃くなるにつれてビジネス的な問題を抱えるところは意外と多いんじゃないかなと思います。

考えれば考えるほど、 \どうすりゃええねん!/ ってなると思うんですけど、そこはまだ人間に仕事の余地があるということで喜ばしいことなんじゃないかと思っています。

昨今は人工知能という言葉が流行っていますが、実際近い将来に今の人間の仕事の多くは機械に取って代わられるのは間違いないですよね。

でも、コミュニティはひとりひとり感情を持った人間の集合体なので、当面は人間によるマネジメントが必要なハズです。多分。

高度な汎用AIとか実現してしまったらそれこそ人間も要らなくなりますけど。

幸いなことに汎用AIはまだ暫くは難しいみたいです。人間の脳みそを作るようなもんですからね。

もし実現したら、感情を持ったロボット達が暴走して地球を侵略みたいな面白展開期待しちゃいますよね。シンギュラリティーッ!!

ちょっと話が逸れましたが、今までもこれからもコミュニティというものを軸に仕事をするのはなかなか面白いのではないかなと思っています。


それから最後に、著者の前田さんはめちゃくちゃ頭が良いと思うんですよね。

主観的な意見のところは、正直自分は共感できないものも多少ありました(それはそれで面白かった)。

けど、ある事象を客観的に分析して述べているところに関しては非常に納得感のある説明がなされていて良かったです。

この方がトップに居るというのは、やっぱりSHOWROOMヤバいなーと思います(良い意味で)。


さて、もはや書評と言うよりもただのポエムと化してしまいましたが…

普段はあまり読まないタイプの本だったのですが、手にとってみて良かったです。

おわり。